埋没するぞ! ロストワックス製法も後半です^^

彫金ってその名の通り金属を彫る事ですが~
切ったり彫ったり叩いたり伸ばしたりくっ付けたり・・・
の他に?
まあ複合して物を作って行くわけですが~
技法の中にロストワックスってのがあり
それは単純に「鋳造」な訳です
彫金続き② (21)
これまた多少の経験値が必要ですね^^
成形したワックスを台に載せます。
彫金続き② (22)
しっぽ作成でも使いましたが・・・
台に固定するのにワックスワイヤーを使います。
ワイヤーとなっていますが細いワックスです。
何故こうするかと言いますと~
湯道を作っている訳です。
これがいきなり広いとダメなんですが・・・それは後程判りますので^^
彫金続き② (23)
金属の筒を差し込んで・・・
ここに石膏を流し込む
彫金続き② (24)
ワックスが上からみ出ない様にしないといけません。
小さく作らなくてはならない理由はここにあった訳です。
道具がこれしか無かったと・・・
言う事
昔使ってたのはどこへ行ったのでしょう><
彫金続き② (25)
バーナーとか後で使うのでレンガ持って来ました。
彫金続き② (26)
石膏どこ行ったか?と探していると色々出てきます^^
るつぼもあったけど~
少々デカすぎるなぁ
緑色のはワックスインジェクションで使う用のワックス
ゴム製の器と石膏
その石膏も色々ありまして~
彫金続き② (27)
石膏は・・・
サクラ埋没材があった^^
埋没材と書くとそれっぽいね。
お隣はクリストバライトですが~
メーカー名ですよね?
メーカーごと何種かあるのですが
これを比較すると価格が2.5倍程違いがあります。
それは「キメの細かさ」なのです。
もっと細かい石膏もあります。
でもどんどん高くなっていくので使い方を考えなくてはなりません。
私が真面目に彫金やっていた頃はもっともっと安い石膏を買ってきまして・・・
高い石膏は少し使う感じで~
2層にして使ってました!!
ワックス自体にキメの細かい石膏を刷毛で塗り・・・
粗い石膏で周辺を埋める。
そうすれば金属面は荒れの少ないものが鋳造できます。
後処理が楽になりますね^^
まあ今回は・・・
面倒なので~
彫金続き② (28)
お高い方で100%やっちゃいます><
でも粗い石膏を周囲に使う理由はコストだけじゃないよね。
鋳造時圧入するのですが、空気の抜けを良くする為?
まあ
幾ら細かくても石膏は石膏なので大丈夫でしょう^^
大雑把なデザインだし・・・
彫金続き② (29)
水を入れて混ぜますが・・・
適量忘れた(-_-;)
どうだったかナァ
緩くてもダメだし
固すぎると入って行かない
丁度良い度合いってのはやはり経験ですよね。
彫金続き② (30)
混ぜるものも用意してなかったので焦って・・・
ドライバーで混ぜました><
これぞスクリュードライバーですね
だまが出来無い様
しかも既に硬化が始まりますので焦っています><
彫金続き② (31)
注ぎます^^
彫金続き② (32)
気泡を抜かないと失敗します。
石膏が割れてしまったり~
出来上がったものに丸い粒が多々出来てたり・・・
本来は真空引きして気泡を抜くか
バイブレーター使って気泡を抜くか・・・
昔は両方持ってたなぁ(-_-;)
彫金続き② (33)
ちょいはみ出してたので大目に盛りましたが(-_-;)
なんか心配になってきた><
ギリギリだと割れるんだよねぇ
彫金続き② (34)
こんなに余ってしまった(-_-;)
こういうのも経験値だな・・・
緩いし
ダメだなぁ
彫金続き② (36)
石膏が固まるまで・・・
釣りの魚役させられてます(-_-;)

彫金続き② (35)
5分10分程度で固まります。

完全に水分を抜いた方が良いので
1日置きましょう!
石膏を混ぜる器がゴム製な理由は・・・
彫金続き② (37)
こういう事です^^
完全に固まると抜けなくなるので・・・
器が変形したほうが良い訳です。
彫金続き② (38)
早々に土台を外してしまいましたが~
まだ完全に固まっていません。
この土台はテーパーになっていませんで・・・
なんとも扱いにくいもので~
彫金続き② (39)
上の部分を・・・
彫金続き② (40)
テーパーに削ります。
ワックスがでっかくダッチョ状態になってますが
その下は細い湯道です^^
彫金続き② (41)
さて・・・
この状態で乾燥させまして~
電気炉に逆さに入れて熱すると?
ワックスが溶けて空洞が出来ますよね。
そこへ貴金属を流し込む訳です。
その為、貴金属の溜りを作る為、テーパーに掘った訳ですが
普通なら土台がその形状になっていて、勝手にそうなるはずなんだが・・・
この土台はなってませんでした(-_-;)
と言う事
なんかやりながら昔を思い出してきましたが~
やはり石膏の薄い所・・・・
絶対割れるよなぁ
焼き入れも・・・
温度変えて200度で1時間?600度で2時間?
なんて段階があったはずだが・・・
持っている電気炉には温度設定が付いてない(-_-;)
ううむ
大丈夫かな?
*石膏の乾燥を適当にやって電気炉に入れたら割れやすい
*石膏の薄い所は割れやすい
とか
色々経験した筈なんだけど~
もはややってから思い出す><
昔はネットとか無かったからさぁ
こういうのも本で見たり・・・
殆どが試行錯誤してやってたんだよな。
しかも始めた時、仙台に住んでいたもんで・・・
書籍や材料や道具を買うのも一苦労
なかなか根性あったよな(^_^;)
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