キャブレターニコイチ?

デーモンキャブ着(部品取) (2)
デーモンキャブの750cfmダブルポンパーと、650cfmバキュームセカンダリーをニコイチに?
①650cfmの吸気口を使い
②ダブルポンパー仕様
が目的^^
矢印の所だけ移植すればいいのか?
デーモンキャブ着(部品取) (3)
まず邪魔くさいダイアフラムを取り除きます。
負圧でセカンダリーのバタフライを開くための装置
ダブルポンパー
ガソリンの吐出口はダブルポンパーの方はこうやって付いてます。
このポンプは「加速ポンプ」であり、通常送られるガソリンとは違います。
エンジンが動くためのガソリンは他の所(輪っかの部分)から出ていますが、スタート時アクセルを踏み込んだ時に大量のガソリンが必要になるため、その時だけ余計に噴射されるポンプです。
前側加速ポンプ故障
裏を見るとポンプが見えますね。アクセル動作と共に動きます。
通常の「シングル」だとこのポンプがプライマリー側だけに付いています。
「ダブル」は前後に付いていますね。
前後比較(右正常)
そのポンプ部を分解してみるとまたまたダイアフラム式ポンプが出てきますね。
逆止弁になっていてレバーがこのポッコリ部分を押すとガソリンが押し出される仕組み。
良く見ると、プライマリー側が「増量タイプ」になってるぞ?
なかなか考えてますね~
でもなんかいびつ・・・
不良の様です><
前側加速ポンプ故障 (2)
こっち側・・・潰れて戻ってきていません・・・
これではガソリンが上手くプッシュされませんね~
加速ポンプの大容量タイプ
うちに転がっている他のキャブを見ると・・・
おお、増量タイプがあった^^
部品取り~
増量タイプとノーマルではこの位違いがあります。
何ccって仕様があるはずですが、解らないので書けなくてすみません。
実際、ポンプがフロートチャンバー(バイクのキャブだとこう言いますが、このキャブもそれでいのかな?もしくはフロートボウル?)
と一体になっているので、それごと移植しないとならないのかな?
何と呼ぶか解らないので「フロート室」と言っときます^^
ガソリン量調整
そのフロート室のガソリン量調整はココで行います。
ホーリーと仕組みは一緒ですね。
黒矢印の部分に白矢印が刺さっていて、矢印の先端部分が押されるとガソリンが止まる仕組み。
これをねじで高さ調整。
キャブオーバーホールスタート (2)
フロート室を外すと、矢印の部品が見えます。
これがフロート・・・
ガソリンがフュエルポンプで送られてくると、この部屋に溜まっていき、エンジン内に噴射されるのですが
ガソリンが来すぎるとオーバーフローして漏れてしまいます。
それを防ぐためにこの「うき」が油面に合わせ上がっていき・・・一定の所で上画像の部品によって止まる。
で・・・
調整する為に量(レベル)を見る穴がホーリーとデーモンでは違います。
そこで悩む><
どこに合わせればいいのか?
ホーリーは「その穴からこぼれるギリギリ」と言っていましたが・・・
デーモンは??
窓になっているから真ん中かな?
デーモンとホーリーの油面差 (2)
と疑問が湧いてくるので・・・
ホーリーのフロート室と比べてみます^^
成程・・・
ホーリーが「こぼれるギリギリ」であるならデーモンは窓の上ギリギリって事か?
関係ないケド、窓ってのがカッコいい^^
なんだか良く解らない話になってしまいましたが・・・
ニコイチ作戦は~
キャブオーバーホールスタート
650cfmの方・・・この部分のネジ穴が馬鹿になってました><
使えないじゃん><
という事で、色々「分解して詳しく見てみた」だけに終わってしまいました~
エアーミクスチャー調整ネジ
仕方がないのでやはり750cfmの方を生かします。。。
エアスクリューを掃除して終了
エアジェットスクリュー清掃前
このネジ・・・先端がとがっています。
この締め度合いで空気とガソリンの量を調整します。
4か所付いてますね・・・
最初、閉まった所から1回転と1/4位開けていましたが・・・(エンジン掛けながら調整して一番調子よかったから・・・)
ガソリンが非常に濃い事が判明><
確かにすごく臭い!!
「アメ車は燃費悪いって言うからこうなのかな?」と思ってましたが・・・
今は3/4回転位にしていますね。
キャブによっても違うでしょうが、経験上、これ以上薄いとエンジン掛けるのが大変。
*後にがガスの濃い薄いはエアースクリュー設定が逆だったこ事が判明…(´д`|||)
閉めると濃くなる、開けると薄くなる~でした(^_^ゞ
1回転と半分位が正解か~(・ε・` )

エアスクープセット (3)
話が締らないのでエアスクープ乗せてみた^^
長々書いた挙句、計画失敗でスミマセン><

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